可児市 H邸(古民家再生)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA育った家を解体してしまうのではなく後世にも住み続けたいというご家族の想いが形になり、お父様が一人暮らしされていた生家に、建主家族と子世帯の3世帯がまた同居できるように全面改修・一部増築させていただきました。
3世帯がお住まいになるので、1階の水回りや各居室、2階にもミニキッチンやリビングの計画など、たくさんある必要な機能をどう納めていくか、入念に打合せしながら間取りを決めていきました。
一度建物はスケルトン（木組みだけ）にし、建物をジャッキアップしている間に土台と、基礎をやり替え、足元の構造からから改修しています。
2階の屋根は耐震性とデザイン性を考慮して土葺きの瓦から重量の軽いガルバリウム鋼板の屋根に葺き替えています。
ご主人の念願でもあったストーブも設置し、新たなご家族の集い場もできました。

所在地：岐阜県可児市／改修面積：107.7㎡（32.58坪）／家族構成：お父さま、夫婦、子世帯

既存の古建具を修繕、再塗装して再利用しています。

2階にもミニキッチンを設置。

改修前のBEFORE写真